超音波エコー|朝霞整形外科|朝霞、新座、志木、和光の整形外科、内科、リハビリなら朝霞整形外科

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木漏れ日

超音波エコー

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超音波検査(エコー検査)

超音波検査(エコー検査)は、体に無害な超音波を用いて、筋肉・腱・靱帯・神経・関節・軟部組織などの状態をリアルタイムに観察できる、極めて有用な検査です。
従来の整形外科診療ではレントゲン検査(X線)が主役でしたが、レントゲンは主に「骨」の状態を評価するものであり、筋肉や神経などの「軟部組織」を描出することは困難でした。
しかし、近年の超音波装置の飛躍的な性能向上(高分解能化)により、目視できない身体の深部にある微細な病変を、mm(ミリメートル)単位で鮮明に捉えることが可能となりました。
当院では、痛みの原因を的確に把握し、より精度の高い「視える診断」と「狙い撃つ治療」につなげるため、最新の超音波診断装置を導入し、日々の診療にフル活用しています。

当院で使用しているエコーはこちら

超音波検査の圧倒的な特長

放射線被ばくが一切ありません
超音波検査は放射線(X線)を使用しないため、被ばくの心配が全くありません。
そのため、短期間に繰り返しての検査が可能です。お子さまや妊娠中の方、ご高齢の方、放射線感受性の高い方でも、いつでも安心して受けていただける安全性の高い検査です。
「動的な評価」が可能:リアルタイムで動きを確認できます。
レントゲンやMRIが「静止画」であるのに対し、超音波は「動画」による評価が可能です。
関節を動かしながら観察できるため、「動かしたときにどこで組織が引っかかっているのか」「どの動作で神経が圧迫されているのか」といった、静止した状態では分からない動作随伴性の異常をその場で即座に評価できます。
短時間で負担が極めて少ない検査です。
検査は数分〜10分程度で終了し、痛みは全くありません。
MRIのように狭い空間に長時間入る必要もなく、造影剤などの薬剤投与も不要なため、閉所恐怖症の方やアレルギー体質の方でも身体への負担なく受診いただけます。
医師と一緒に画像を見ながら説明を受けられます。
検査中にモニターを一緒に見ながら、医師が現在の状態をリアルタイムで解説します。
患者さんご自身も「どこに炎症があるのか」「どこが断裂しているのか」を視覚的に理解できるため、病態に対する納得感が高まり、治療への意欲向上(アドヒアランスの向上)につながります。

整形外科で超音波検査が有効な症状・疾患

超音波検査は、全身のさまざまな部位でその威力を発揮します。

肩の痛み

五十肩(肩関節周囲炎)

関節包の肥厚や、肩関節周囲の滑液包(クッション)の炎症を直接確認します。
特に、癒着が生じている部位を特定し、後述するハイドロリリースの適応を判断します。

腱板損傷・腱板断裂

肩を支える「腱板」という腱の微細な損傷や完全断裂を、ミリ単位で特定します。
レントゲンでは「異常なし」と言われがちな、不全断裂の早期発見に非常に有効です。

石灰沈着性腱炎

腱の中に沈着した石灰の正確な位置と大きさを特定します。
石灰が液体状で激痛を伴う「急性期」なのか、固形化した「慢性期」なのかを判断し、適切な処置を選択します。

肘・手・指の痛みやしびれ

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)・ゴルフ肘

筋肉の付着部である腱の変性、微小断裂、血流増加(炎症)を確認します。

ばね指(腱鞘炎)

指を動かす腱と、それを押さえる「腱鞘(けんしょう)」の厚みを測定します。
腱の引っかかり具合を確認しながら、注射の必要性を判断します。

手根管症候群

手首で神経(正中神経)が圧迫され、腫れている様子を観察します。
神経の断面積を計測することで、重症度の客観的な評価が可能です。

膝・足の痛み

膝関節炎・水腫

関節内に溜まった「水(関節液)」の量や性状、滑膜の増殖を詳しく確認します。

アキレス腱炎・アキレス腱断裂

断裂した腱の離れ具合や、治癒過程での組織の再生状況を継続的に追跡できます。

足底筋膜炎

足の裏の膜(足底腱膜)がどれくらい厚くなっているかを測定し、治療方針を決定します。

筋肉・靭帯の損傷(スポーツ外傷)

肉離れ(筋挫傷)

筋肉の中の出血(血腫)の広がりや、筋線維の断裂の深さを評価します。
これにより、競技復帰までの期間をより正確に見極めることができます。

足関節捻挫(靭帯損傷)

外側の靭帯(前距腓靭帯など)が伸びているのか、完全に切れているのかを、足を動かしながら(ストレス検査)評価します。

しこり・腫れ(軟部腫瘤)

ガングリオン・脂肪腫・粉瘤

しこりの中身が液体(水)なのか、固形(脂肪や腫瘍)なのかを判別します。
周囲の血管や神経との位置関係も確認できるため、安全な穿刺や切除に役立ちます。

超音波ガイド下治療:ハイドロリリースと精密注射

当院では、超音波検査を「診断」のためだけでなく、「治療の精度向上」のためにも積極的に活用しています。

超音波ガイド下注射

これまでの注射は医師の経験に基づく「盲目的」な手法が主流でしたが、当院ではエコーで針先を常に確認しながら注射を行う「超音波ガイド下注射」を標準化しています。
炎症を起こしているピンポイントな部位、痛みの原因となっている微細なポイントに正確に薬剤を届けることができるため、治療効果が飛躍的に高まり、周囲の血管や神経を傷つける副作用のリスクを最小限に抑えられます。

ハイドロリリース(筋膜リリース)

超音波エコーを駆使した最新の治療法が「ハイドロリリース」です。 筋肉の表面を覆う「筋膜(ファシア)」や、神経の周囲にある組織が癒着して厚くなっている部分に、エコーを見ながら少量の薬液を注入し、物理的に組織を剥離・開放します。
「何ヶ月も続いていた頑固な肩こりや腰痛が、その場で劇的に軽くなる」といった効果が期待でき、リハビリテーションの効果を最大化するための強力な手段となります。

出典: 一般社団法人 日本整形内科研究会 (JNOS)

検査の流れ

1

診察・問診

専門医が現在の症状、痛みのきっかけ、生活習慣などを詳しくお伺いし、超音波検査の適応を判断します。

2

超音波検査の実施

患部を露出し、専用のゼリーを塗ってプローブ(探査機)を当てます。
ベッドに横になったり、椅子に座ったりした楽な姿勢で受けていただきます。
必要に応じて関節をゆっくり動かし、痛みの再現性を確認します。

3

リアルタイム結果説明

画面に映し出された画像を見ながら、現在の組織の状態を分かりやすく解説します。

4

治療計画の策定

検査結果に基づき、保存療法、ハイドロリリース、運動療法(リハビリ)などの最適なプランをご提案します。

超音波エコーは、整形外科医にとっての「現代の聴診器」であり、患者様にとっては「痛みの原因が見える安心感」そのものです。
原因不明の痛みや、長引くしびれでお困りの方は、ぜひ当院の超音波精密検査をご検討ください。

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