リハビリテーション科|朝霞整形外科|朝霞、新座、志木、和光の整形外科、内科、リハビリなら朝霞整形外科

〒351-0015埼玉県朝霞市幸町2-7-41

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木漏れ日

リハビリテーション科

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リハビリテーション科は、病気や外傷によって失われた機能障害(麻痺、関節拘縮、筋力低下など)を科学的に分析し、残存した能力を最大限に引き出しながら、患者様が再び「その人らしい生活」を取り戻すためのプロセスを総合的に提供する診療科です。
当院では、リハビリテーション専門医が医学的見地から精密な診断・評価を行い、その指示のもとで、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)といった各分野のスペシャリストがチームとなり、患者様一人ひとりに最適な「オーダーメイド・リハビリテーション」を実践します。
その範囲は、骨折やスポーツ障害といった運動器疾患から、脳血管障害、心血管、呼吸器、腎臓疾患、中枢神経変性疾患、さらには身体機能の低下(フレイル・ロコモティブシンドローム)の予防まで、現代医学がカバーするほぼすべての領域に及びます。

当院が提供する3つの専門的療法

リハビリテーション医療は、専門職による高度な「チーム医療」です。患者様ご本人やご家族、医師、看護師、そして各療法士が目標を共有し、意思統一を図ることで、最大の治療効果を生み出します。

理学療法(PT:Physical Therapy)

理学療法は、けがや病気、加齢により「基本動作能力」が低下した状態に対し、運動、温熱、電気、光線などの物理的手段を用いて改善を図る治療法です。
「寝返る」「起き上がる」「座る」「立ち上がる」「歩く」といった、人間が生活する上で基盤となる動作のトレーニングに特化しています。
当院では、徒手療法に加え、最新の物理療法機器を用いた疼痛緩和や、科学的根拠に基づいた運動プログラムを組み合わせ、安全かつ効率的な機能回復を目指します。

作業療法(OT:Occupational Therapy)

作業療法の「作業」とは、食事、入浴、着替え、家事、仕事、趣味活動など、人間が関わるすべての諸活動を指します。
身体的、精神的な障害によりこれらの活動が困難になった方に対し、「作業」そのものを治療手段として用いることで、生活の再構築を図ります。
指先の細かい動作(巧緻性)の訓練だけでなく、環境調整(手すりの設置や住宅改修)や自助具の選定、高次脳機能障害へのアプローチなど、より「実生活に即した支援」を行うのが特徴です。

言語療法(ST:Speech-Language-Hearing Therapy)

失語症などの言葉の障害や、構音障害(発音の誤り)、聴覚障害、さらには「食べる機能」の障害(摂食・嚥下障害)に対して専門的な評価と訓練を行います。
「人とのコミュニケーション」や「食べる楽しみ」という、人間にとって極めて重要な機能の回復を専門的なプログラムで支援します。
特に嚥下障害に対しては、誤嚥性肺炎(食べ物が肺に入って起こる肺炎)を防ぐための安全な食事摂取方法の指導や、口腔機能の強化に注力しています。

リハビリテーションの対象となる主な疾患と詳細解説

運動器の疾患・外傷

骨、関節、筋肉などの運動器トラブルに対し、痛みの除去と機能の改善を両立させます。

肩こり(頸肩腕症候群)

首の付け根から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、血流が滞ることで痛みや重だるさを生じます。
長時間のスマホ操作やデスクワーク、運動不足が主な原因です。当院ではマッサージ的な処置だけでなく、根本原因となる姿勢の崩れ(猫背や巻き肩)を矯正し、肩甲骨周りの柔軟性を高めることで「凝らない身体」作りを指導します。

五十肩(肩関節周囲炎)

40~60代に多く、関節を構成する組織の変性や炎症により、肩が上がらなくなる疾患です。
放置すると関節が癒着して固まる「凍結肩」の状態に陥ります。急性期の消炎鎮痛から、回復期の可動域拡大訓練、筋力維持まで、病期に合わせたきめ細やかなアプローチが重要です。

腰痛(慢性・急性)

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、あるいは単なる筋肉の疲労など、背景にある病態は多岐にわたります。
安静にするだけでは腰を支える筋力が低下し、再発を繰り返します。当院では体幹の深層筋(インナーマッスル)を鍛える運動療法を導入し、腰にかかる負担を分散させる身体の使い方を習得していただきます。

スポーツ外傷・障害

打撲、捻挫、肉離れなどの突発的な「外傷」と、テニス肘、野球肩、ジャンパー膝などの繰り返し負荷による「障害」があります。
単に痛みを取り除くだけでなく、競技復帰時のパフォーマンス向上と再発防止を目標に、バイオメカニクスに基づいた動作指導やコンディショニングを行います。

脳卒中・中枢神経疾患

脳のダメージによる神経症状に対し、脳の可塑性(修復力)を最大限に活用したリハビリを行います。

脳卒中(脳梗塞・脳出血)

脳細胞の壊死により、片麻痺や感覚障害、言語障害、認知機能低下など多様な後遺症が残ります。
一人ひとりの症状に合わせ、麻痺した手足への電気刺激療法、日常生活を模した応用動作訓練、歩行訓練を組み合わせたオーダーメイドの治療プログラムを提供します。

脊髄損傷(せきずいそんしょう)

交通事故や転倒により脊髄を損傷し、手足の麻痺や排泄機能の障害が生じます。
失われた機能を完全に元に戻すことは困難でも、残された機能を最大限に活用し、車椅子での自立や日常生活の自立度を上げるための「攻めのリハビリテーション」が目標となります。

全身・内科的疾患

内科疾患においても、適切な運動療法が病状の安定と寿命の延長に寄与することが明らかになっています。

心疾患(心臓リハビリテーション)

心筋梗塞や狭心症後の患者様に対し、適切な強度の有酸素運動を実施します。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を管理しながら、心臓への負担を最小限にしつつ全身持久力を高めることで、再発リスクの低減と生活範囲の拡大を目指します。

呼吸器疾患(COPD・肺炎後)

肺機能の低下により、わずかな動作でも息切れを感じ、活動量が低下する「負の連鎖」を断ち切ります。
呼吸筋のストレッチや腹式呼吸の練習、下肢筋力の強化を行うことで、呼吸効率を改善し、楽に動ける身体を取り戻します。

慢性関節リウマチ

全身の関節に炎症が起こり、腫れや変形、朝のこわばりが生じます。
リハビリでは、炎症が強い時期の安静保護と、落ち着いた時期の関節保護・運動を適切に使い分けます。
また、指先の変形を補う「自助具」の導入など、工夫した生活方法をご提案します。

摂食嚥下障害

脳卒中や加齢により、食べ物をうまく飲み込めなくなる状態です。
当院では専門的なテスト(水飲みテスト、嚥下内視鏡など)の結果に基づき、喉の筋力トレーニングや、安全な姿勢・食事形態の指導を行い、誤嚥性肺炎の予防と「食べる喜び」の継続をサポートします。

切断・義肢装具

事故や病気で足を切断された方に対し、義足での歩行を目指すトレーニングです。
断端(切り口)の成熟を促し、義足を使いこなすためのバランス能力と筋力を養成し、再び社会へと踏み出すお手伝いをします。
当院のリハビリテーション科は、ご来院の方の「もう一度やりたいこと」を支える場所です。

リハビリテーションに関することでお悩みや困りごと、あるいは「これはリハビリで治るのか?」という素朴な疑問などがありましたら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
専門スタッフが親身になって対応いたします。

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